当院では東洋医学を基本とした伝統治療「脈診流経絡治療」と中医学を基本とした「董氏奇穴療法」治療を行っております。
私自身20歳の時にスノーボードで大きな怪我をした後遺症に悩まされていました。
病院でCT、レントゲンを撮るも「外傷は完治しており特に原因は見当たらない」とお医者さんに言われて湿布、痛み止めの飲み薬を処方される日々が続きました。
ついには精神的な問題だと言われてしまい精神薬も処方されました。しかし効果はありませんでした。
これは病院では治らないのだと思い、接骨院、整体、マッサージ、カイロプラクティックなどの治療を探しました。
しかし「治療を受けたが、良いのはその時だけですぐに状態が戻ってしまう。または良くならない、むしろ悪くなると感じる事すらある、、」と悩んでいました。
かなりの治療院に行きましたが当時の自分には金銭的に余裕もなく肉体的、精神的共に落ち込んでしまっていました。
自分で調べたり人の紹介をつたっては治療院を探していましたが、そんなある日訪れた鍼灸院が東洋医学を基本とする「脈診流経絡治療」でした。
鍼灸師になる前の自分でしたので、鍼灸に東洋的なものや西洋的なものがあること等を知りませんでした。しかし、私の場合はその施術をきっかけに奇跡的に回復をして、さらにその後中医学を基本とする「董氏奇穴療法」の治療とも出会い治癒していきました。
こういった経験から私は鍼灸師を目指すことになりました。
鍼はお灸とともに、紀元前に古代中国でうまれました。経絡治療は素難医学による古典鍼灸であり、中国の伝統医学に基づき病体を気血の変動として捉えて治療する方法です。紀元前2世紀頃の文献「黄帝内経」にその記述が見られます。
中医学、東洋医学は古代中国で誕生して以来、日本には6世紀前後「奈良時代」あたりに入ってきたといわれています。本国日本でも数千年、病で苦しむ人々に寄り添ってきた歴史と実績のある医療です。
現代医学(西洋医学)は、外科・救急救命・細菌感染症等に対しては素晴らしい効果を発揮しますが、身体機能の不調からくる数多くの慢性病に対しては、薬を代表とする対症療法が主な治療となり、根本改善が難しいのが現状です。
私自身の怪我の経験から、何処に行っても治らなかった等の悩みがこの治療院で改善出来ればと願っております。